1983-03-24 第98回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
私、山梨県の出身なものですから、ここでどうも選挙区のことばかりで恐縮ですけれども、富士川があそこにございまして、これの護岸設備を含めまして、たとえば六百ミリ雨が降ったときにはどうか、八百ミリのときにはどうか、そういう点を含めまして建設省の方にもかなり研究はしてもらっているのです。
私、山梨県の出身なものですから、ここでどうも選挙区のことばかりで恐縮ですけれども、富士川があそこにございまして、これの護岸設備を含めまして、たとえば六百ミリ雨が降ったときにはどうか、八百ミリのときにはどうか、そういう点を含めまして建設省の方にもかなり研究はしてもらっているのです。
従いまして国が公権力を行使してダム築造を許可したのであるから、これによって起ったところの河床の上昇に対して、国がまた河床の上昇に伴って護岸設備をすべきであると思うのです。その護岸設備をせぬがためにこういうような災害が発生したのである。従ってこれは国が公権力を行使して河床の上昇のできる原因を作っている。それに対して何ら堤防も作らずにほうっておいたために災害が起きたのであります。
そして今後これが崩壊陥没というものは間断なく続けられていくから、これに対するところの護岸設備がぜひ必要であるという見解に対しまして、工業技術院の近藤課長の調査の報告によりますと、多少くずれてはおるけれども、大体こういう程度でとどまってしまうものであるからその心配はない、こういう見解でございます。これに対しましてやはり地元の直接責任者であるところの知事は、何らこれに対して心配をしてくれない。
併しながら那賀川の電源開発計画は、それ以前にすでに確定しておるのでありますし、現に護岸設備も建設中である、こういう点から考えますと、本件の浚渫の必要性が全然なかつたものとは認められないのであります。
大体本請願の要旨は、北海道利尻郡鴛泊村に船入澗がございまして、それが主として沖合漁業の根拠地として、尚又附近の交通船舶の避難港として利用されておるのでございますが、港内の護岸設備は誠に不完全で、且つ狹小のため、毎年数隻の難破船を出しております。尚折角の漁獲物もたびたび放棄しているという現状でございまするので、速かに漁港の改築拡張をお願いいたしたいというがの、大体の趣旨でございます。